王座戦五番勝負。
将棋の羽生善治王座(43)=棋聖・王位=に中村太地六段(25)が挑戦していた第61期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)
対戦成績3勝2敗で防衛した。
羽生王座は王座通算21期となり、これまで王将通算20期の大山康晴十五世名人と並んでいた同一タイトル最多記録を塗り替え、単独1位となった。タイトル獲得は歴代最多記録をさらに更新し、通算86期とした。
挑戦者の中村太地六段とは昨年の棋聖戦に続くタイトル戦2度目の顔合わせだった。「昨年から成長した姿を見せたい」と意欲的な挑戦者が初戦を取って主導権を握り、羽生王座は一時、1勝2敗とカド番に追い込まれたが、第4局を千日手指し直しで制し、最終局も勝って若手の挑戦をはね返し、健在ぶりを示した。
強すぎですね(>_<)