社長のビジネスブログ

NHKの仕事

最近は公の仕事を民間に業務委託し民間企業と公共企業がともに業務をしていくことを多少見受けるようになってきている。

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先日新聞広告でNHKの放送受信料の手続きを行う仕事の募集が載っていた。市役所や県庁の仕事とは異なるだろうが公共放送という点では民間のテレビ局とは少し立ち位置が公的寄りだ。その一部の業務も外部委託されていく傾向があるのだろう。

働く人がいて高齢化が進展していなければ、自分の組織でやっていただろうが、今はあちこちの業種で人材不足が叫ばれる。その一例かもしれない。本当に潤沢な資産があり、人気を集め人が集う企業でないと多角化や新規事業などもやりたくてもやれない社会構造になりつつあるように思う。

余談だが、営業や得意先に訪問しているから人材をスカウトする会社が最近目立ってきていると聞く。自社への訪問態度等からその人の様子がわかるので、わかりやすい。背に腹は代えられない事情は分からないでもない。スカウトする側はそれでいいだろうが、された側はいい気持ちもしない。地方の中小企業では、余裕ある人数で事業を回している会社などほとんどない。弊社では、有事や新規事業に備えて内部留保を高める(自己資本率の向上)努力をしている。もちろん、社員さんには物心両面(物:世間相場以上の待遇)の満足をしていただいてのことだ。

人財の引き抜きを考えている方は、ぜひ大手企業からにしていただきたいものだ。。。