JR北海道の社会的信用
最近、JR北海道に厳しい勧告が行われている。
改ざん・虚偽の報告・リスク管理の甘さ・・・社会的インフラの信用が社会的失墜となっている。
すべて、「人」が行うことだ。
現場でその業務を行う方々は、「常識」がなかったのか?
社会的に責任を問われるのは、会社であり、その代表である社長・役員・統括部の責任者等だ。
当然のことながらここに行きつくまでには、気付く方もいただろうし、マズイと思い意を決して然るべきところに連絡した方もいるだろう。それをうけて、然るべきかたよりお願い・指導や指示事項はあったことだろう。なぜ、ここまでなったか?!
自分の心にある「良心」が「邪心」に負け、よくないことに気付かなくなったから。
自分に都合のいいルールのみを自分で取り入れたり解釈したりをしてきたから。
会社が何も言わなかったから。
影のボスが「しないでいい。」「そんなことしたら皆しないといけなくなる。」「余計な手間が増える。」と握りつぶされてきたのか?
(悪魔のささやき)
理由はどうであれ、「不正・不義・怠慢」は、結果的に自分に返ってくる。
会社では、倒産・離職となり、家族は路頭に迷う。困るのは自分であり、自分の家族。
会社のみならず、この「不」は、自分の私生活においても、病気やけがという形で自分に返ってくるのではないだろうか。
自分を律するのは自分しかできない。
自分の社会的信用は、自分の常日頃の言動=「素行」によってつくられるのだ。
またまた、「素行」に行きついてしまった・・・