IOT/AI社会の真実・・・
先日、「IOT社会の真実」 と題した講演会を聴講した。同様に「AI」という言葉も広く聞かれる。IOTは、ビッグデータ、AI、シェアリングエコノミーなどともつながる。横文字ばかりで何とも頭が追いつきがたいが・・・このような業界で働く一部のITエンジニアが、今までにないことや物や技術を発見し世の中を変えていくのだ。
モノのインターネット( Internet of Things, IoT)とは、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)情報交換することにより相互に制御する仕組みである。それによる社会の実現も指す。(wikipeia)
たとえば、「目を持った自動車:無人運転自動車」は、さまざまな事故について、あらゆるケースを電子頭脳に入れ込んで、事故を回避させることができる。渋滞やバックする際のありとあらゆるリスクを人間の経験による回避行動以上に回避できる判断能力を備える。(車を運転することが主な人の職業を奪う。)すでにテスラモーターは日本にあり、大手自動車会社も販売している。
農業では、土の状況、含水率、温度や湿度などから、今この植物の成長に最適な状態を計算し、自分で必要な肥料や養分をさし与え、日光代わりのLEDの強さまで調整する。人間が経験的にわかっていること以上に、何が最適かを判断し、それを自分で実行できる。(農家で働く人の数が減っていく)
荷物の集配場や卸業界の大きなデポでは、注文に沿ってあちこちに移動して重いものを棚の上に登っておろして、集荷して梱包していた作業がある。これがAmazon荷捌き場ではロボットが行っている。(工場勤務者の一部の仕事が不要になる:写真左の状態から右の状態へ)
そのほか、飛行場では荷物の重量計測からタグ付けや仕分けをロボットが行い、ハウステンボスではロボットホテルならぬ受付からロボットが対応している。(受付応対者が不要になる)
様々な単純な作業がロボットの中のパソコンに取り入れられ応対パターンを飛躍的に学び人間に不憫を感じさせることなく運営していく。
その講演の中では、これからも残っていく職業と消滅する職業が予測されていた。私たちの関連職種にも、単純に水質を測定し、水質を正常に戻すように適切な薬剤を選び、薬剤を投入するロボットは、すでにある。
どうします?