社長のビジネスブログ

鹿児島歴史の旅

1月28日 鹿児島国際大学 特別講演があり聴講した。

 ◆島津藩主としての島津氏(参勤交代に関する内容から)
 ◆九州・山口近代化産業遺跡群を世界遺産に
 ◆大阪方の薩摩落ち伝説にみる薩摩人気質について
の演題で3名の方がお話になった。特に、以下に「薩摩落ち伝説」の講演から少々。

 人の難儀をみてはこれを助ける気質がある!

 ◎大阪冬の陣・夏の陣で豊臣秀吉のご子息「秀頼」を島津藩が救った
  ・遺体が確認されていない
  ・以前、島津家に豊臣方のご子孫が「秀頼公」のことでお訪ねになられた
  ・鹿児島の谷山中央の個人宅に「伝豊臣秀頼の墓」(立派なつくり)がある
  ・今はないが、近辺には家来と思しきお墓も点在していた
  ・「谷山史」に近辺に旧姓に由来する思しき「元木下」「木下門」等の地名があった

 ◎真田幸村も島津藩がかくまった
  ・鹿児島南部の温暖な地の頴娃町に「雪丸」という地名がある
  ・「雪」の地名がつくには、不自然な土地柄で「ユキムラ」→「ユキマル」
  ・付近に、山川石(位の高い人にしか使わない)を使った立派な墓がある
  ・周辺に家来と思しき墓もある

 等の伝説のお話であった。事実か否かはさておき、、、

 昔から「難儀している人を助ける」教えがあり気質として残っていることは事実である。