高齢者対象ビジネス
最近の日経流通新聞の記事から。
流通大手のイオンは、店舗内でデイサービス事業を始めグループ会社が葬儀業も始めていた。その流れを受けて今度は、墓石の販売に展開している。最初の葬儀サービスで築いた顧客へのアプローチが可能だという。水が高いところから低いところに流れるように業務が流れている感覚を受ける。ファミリー層を店舗に誘引する店づくり、店内滞留時間を長くする仕掛け、その次には高齢者に長く滞在してもらう。店内での買い物は少なくなってもサービスの購入を促す。大手の大手たる所以だ。
こちらは実験で通信速度はAI,IOT機能をフルに活用できるタブレット端末の活用。ガラケーすら持ち合わせていない高齢者にタブレットをいかに普及させるかがポイントと書いてあるがその通り。しかし、取り組むことでわかることがある。「動機が善」であれば支持を受け何とか進んでいくだろう。
以前、施設でタブレットを触る高齢者をまじかで見たことがあった。一部の高齢者は爪が厚く指より爪先が出ている方もいる。このような方は、皮膚が当たるより先に爪があたってしまうために、タブレットが反応しない場面に遭遇している。