雪に耐えて梅花麗し
毎、日曜日朝から自分の修練のために愚息らと自顕流の稽古に励んでいる。暑かろうが寒かろうが、道義1枚に裸足での稽古である。そんな稽古の合った先日、鹿児島でも雪が降った。寒中、北風吹きすさぶ中ついに雪も降ってきた。つらい稽古だった。愚息のうち一人(3歳)はついに動かなくなり履物をはかせた。
稽古が終わり総師範のがちょっと皆こっちに集まってと、雪が降る中に梅の花が咲いていた。下の画像は拾得画像だが、その様子はタイトルの通り、「雪に耐えて梅花麗し」の通りだった。
寒さに耐えて一生懸命に花を咲かせようと努める姿および花を咲かせた姿はとても美しかった。
生きていればつらいことやいやなことが襲いかかってくる。そこで逃げずにあきらめずにくらいついてやっていく、そしてやり遂げる。
「雪に耐えて梅花麗し」の言葉が少しわかる年になってきた気がする。