長崎 長与駅
先日、長崎県の長与駅に行く機会がありました。鹿児島から九州新幹線で新鳥栖まで行き、特急カモメで佐賀を通過し長崎へ。長崎の浦上という駅で降りて在来線で1駅。鹿児島中央駅から3.5時間。朝早く出て、13:00のアポイントから約1時間。そのあと再び汽車で帰路に尽きました。列車や飛行機での移動はその前後に時間がかかりますが、集中してゆっくり読書や書類に目を通せるから結構好きです。
さて、今回の長与駅を降りると、駅出口のロータリー内に以下のような汽車の車輪と案内を見つけた。長崎への原爆投下後、多くの被爆者や負傷者を運ぶために活躍した「原爆救援列車」の車輪でした。
長与駅へと乗り継ぐ浦上駅からは日本赤十字の原爆病院と書かれた病院も駅ホームから見えました。
一発の原子爆弾でそのあと70年以上が経過してもなお、その後遺症に苦しむ方々もおいでなのに、今また何の目的かわからないが、せっせと類似の兵器をつくっている国とその指導者がいることを思い何とも複雑でやりきれない思いがわいてきました。