社長のビジネスブログ

超・仮説思考・・・

大きな変化が起こっている「情報革命」のさなか、新しい「何か」を生み出したいと考える社長さんやアントレプレナーも少なくない。正解が見えない課題、予想ができない将来では、常識から脱却し、既存の延長線上にないアイデアを生み出さないといけない。

それにはものの見方を変えないといけないと言われる。

しかしながら、人間の脳は、自分で意識できるのは2割、無意識の活動が8割を占める。そこ無意識の活動がものの見方に大きな影響を及ぼすとのこと。無意識の世界には、自分の経験したことがタグ付けされて記憶されていて、外部から刺激を受けた際にそのタグを持った記憶を組み合わせて、その刺激を解釈するためのモノの見方をつくりだすというのだ。

つまり、私たちの脳は、自分が経験したことからしか物事を見られないように作られている。

いろいろなことを見て、さまざまな人の考え方を学び、経験を広げることが重要になる。

アイデアが出尽くしたということは、すなわちちょうど自分に見える世界と見えない世界の境界まで来たことを意味する。もと多様な経験があればもっと先が見えたかもしtれない。そこから先に、ノート・メモをもって、考えるべき課題を頭に抱えながら、今までにあったことがなかった人と会う。

自分の課題を潜在意識に透徹するほど思っていると、ふと今までにない経験やあったことがない人との話から、そのヒントが見えることがある。その自分に見えた世界をインターネットで検索してみて、同様なアイデアが見つからない場合は、「超仮説」にたどり着くことができる可能性が高い。

高野研一氏「超仮説思考」の内容はこんな内容だと解釈した。

まずは自分の成りたい姿、自分の目標、会社の姿など、しっかりイメージして、8割を占める無意識にもタグ付けして整理されて置くような状況にしないといけない。その上で、多くの人の考えが学べる読書や講演会などに出向く。街や町内での行事や地域活動などから始めるといいのかもしれない。