社長のビジネスブログ

良知

私の今年の抱負に「良知」を掲げた。書初めにも記した。

 

「良知」という言葉は、あまり聞きなれない言葉かもしれない。

生まれながらに持っている正しい知力のこと。是非・善悪・正邪を知る心の先天的なはたらきのこと

たとえば、子が親を敬愛する、生き物をむやみに殺生しない、孝行する、人にやさしくする、うそを言わない

というような幼児期に親から教わった生きるうえでの基本的な人としての道徳的な考え

迷ったら、その思いを親・子・家族・同僚に一点の曇りもなく話すことができるか問うてみること。

  少しの迷いがあることならば辞すること。

 

「致良知」:良知を働かせ、現実の日常の生活・仕事の中で発揮・発現させる(実践する)

自身で定義すると、良知とは「正見、正思、正語を心掛け、人が本来持っている善悪を誤らない正しい心で、前向きに進化発展させる心・思いのこと」である。

・正見:自分中心(自己都合・自分の立場からのみ)の見方、偏った見方をせず、何が原因でこうなったのか

を正しく見る

・正思:自己中心的な考えや邪の気持ちを捨て、貪(必要以上に求める貪欲な欲望)瞋(怒り)痴(愚痴・自分の思う

とおりにしたい心)の三毒に惑わされず正しく考え、思うこと。

・正語:人を幸せにする正しい言葉を使うこと。(うそ、二枚舌、悪口、大げさ不正確な言葉のないものの言い方)。

bukyo