羽生善治さんの「大局観」より
「勝ちに不思議の勝あり、負けに不思議の負けなし」
勝負事には、「幸運な勝利」はあっても
「不運な負け」はない。「負け」には何かしらの理由がある。
いったい何が負けの原因だったか、きちんと検証し反省する必要がある。
冒頭の節にこのように書いてあった。
また、
ものごとは、なかなか自分の望んでいるとおりにはならない。
いつも自分に有利な局面ばかりではないし、その逆にいつも『悪い局面ばかりでもない。必要以上に楽観することもなく、悲観することもない。瞬間的な出来事に一喜一憂するすることもない。
相手に意表を突かれることは日常茶飯事。
自分や仲間内だけで生きている社会ならまだしも、相手がある商売ならまして想定外は多々おこることだ。改めて、周りの事象に一喜一憂する自身を検証し、改善せねば。
勝負師の世界で生きる羽生さんの本をもう少し読み進めてみよう。