素直な心、謙虚な心を持ち、一日の自分を反省する
日々の積み重ねの中ではいろいろなことが起こり、嫌な思いをしたり、嫌な思いをさせたりすることがある。そのことは自分の考え方が改まらない限り、同じことが繰り返される。
考え方を基にして出てくる言葉、考え方、言葉に裏打ちされた実際の行動を改めない限り同じ思いをして、同じ思いをさせてしまう。そのためには、一日の終わりに自分の言動を振り返り反省することが大切。この反省の繰り返しの結果、その言葉、その行動をしない、抑制できる時が来る。自分が成長できたと実感できる瞬間だ。反省を繰り返し繰り返しすることで考え方や潜在意識に刷り込まれ、進化できる自分ができていく
✪素直な心、常に謙虚な心を持つ
素直な心とは、自分自身の至らなさを認め反省でき、そこから努力するという謙虚な姿勢のことです。我の強い人は、自分の立ち位置や役割を忘れ主張したり、人の意見を聞かず、たとえ聞いても反発することがあります。しかし、本当に進化する人は、素直な心をもって人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめること(持戒:じかい)のできる人です。そうした素直な心でいると、その人の周囲にはやはり同じような心根をもった人が集まってきて、物事がうまく進んでいきます。
世の中が豊かになるにつれて、自己中心的な価値観を持ち、自己主張の強い人が増えてきたと言われます。しかし、この考え方ではエゴとエゴの争いが生じ、到底「いい会社」になれませんし、チームワークを必要とする仕事などできるはずはありません。「自分はできる」「自分が正しい」「非はない」と傲慢不遜になると、周囲の人たちの協力が得られないばかりか離れていき、自分自身の成長の妨げにもなります。
最も高い能率で職場を運営するためには、常にみんながいるから自分が存在できるという認識のもとに、素直な心で謙虚な姿勢を持ち続けることが大切です。「ありがたい」と想う素直な心です。
✪反省(振り返り)ある毎日を送る
自分自身を進化成長させようとするならば、日々の判断や言動がはたして「人として正しいものであったかどうか、驕りや高慢はなかったか」とか「正しい言葉使いができたか、いい加減な対応はなかったか」などを常に謙虚に厳しく振り返り反省します。
人は、物事に対して反射的に判断していまいます。反射的な反応は往々にして「自分に都合がいい」判断であり「利己」に基づく判断になりがちです。それがわかるのは自分自身であり、その自分を戒めることができるのは自分だけなのです。・・・意識して反省をする習慣をつけなければなりません。振り返ることなく「やりっぱなし、言いっぱなしに流される日々」は、進化発展する世の中で退化を意味します。脱皮できない蛇は死んでしまうのと同じです。まず、寝る前の1分間だけ、「今日、理性で抑えられない本能のままの言動はなかったか、本心でない意図しない言動がなかったか」と想うのです。そうすることによって自分の欠点が少しずつ自分によって直されて、自らを高めることにつながり、会社も高まっていくことになります。
弊社の考え方には、上記のような項目もある。