社長のビジネスブログ

稽古で学んだこと

昨日の稽古でまた新しいことを学びました。

右起左座(ウキサザ)、右進左退(ウシンサタイ)です。武道を学んでおいでの方はご存知かもしれません。

・右起左座:立ち上がるときは右足が先、座るときは左足が先という 作法の言葉。

・右進左退:前に進むときは右足から、後ろに下がるときは左足からという 作法の言葉。

お辞儀の仕方とその作法の理由、立つとき足の親指同志をつける理由、座るときの刀の置き場所とその理由、木刀や剣を人に渡す時の渡し方とその理由など。それぞれに相手に敬意を表す、自分が謙虚にふるまう気持ちを表すものになっていました。

私たちが自顕流で稽古をする木刀は、実は刃がありません。人を斬ることが目的ではないため、昔から稽古の時も含めて木刀は「刃」の部分がなく、三角形の底辺のように平たくなっています。