稲盛氏の県民栄誉賞第1号
先日、鹿児島出身の名経営者「稲盛和夫」氏が県民栄誉賞第1号を受賞された。私、弊社でも、稲盛氏の経営手法をまねて何とか立派な会社にしようと努めている。
氏の機関誌を読み続けているが、その中から一部を抜粋して、
フィロソフィの4つの要素。
①会社の規範となるべき規則、約束事
②企業が目指すべき目的、目標を達成するために必要な考え方
③企業に素晴らしい社格を与える考え方
④より良い人生を送るために必要な人生の真理(人間として正しい生き方、あるべき姿)
■P12 知識として理解するのではなく、日々の業務や生活において実践していくことが何より大切 ■P13 どんなに苦しい局面に立っても、正道を貫き通すべき。 必ず報われることを信じ、正道を貫き通すことが大切 ■P17 道を行うものは、固より困厄に逢うものなれば、如何なる艱難の地に立つとも、事の正否、身の死生抔に、少しも関係せぬもの成り。 ■P18 道を行うものは、天下挙って謗るも、足らざるとせず、天下挙って誉むるも足れりとせざるは。(必ず誹謗中傷、妨害が出てくるが、それでも正道を貫かなければならない) ■P19 策を用いて世の中を渡るようなことをしてはならない。 ■P21 困難に対しては、あくまで真正面から取り組む ■P23 我々は絶壁のような崖を真直ぐに登っていかねばならない。ロッククライミングのように真直ぐに高い頂を目指していかなければならない。「垂直登攀」です。 ■P26 目の前にそびえたつ絶壁のような岩山の前に立ち、足がすくみ、登れないと考えていては、新しいことに挑戦し、それを成功させることは絶対にできません。気高く不屈不撓の一心を持ち続ける。 ■P31 岩をも穿つ強い意志 たった一滴の水では岩をくりぬくことはできませんが、それを果てしなく続けることで、やがて水滴といえども岩をも穿つことができる ■P34可能性を信じているからこそ、困難に遭遇しても「何とかできるはずだ」「何とかなる」と思い、解決の道のりを探し続けることができる。可能性を信じ諦めない。努力する。
稲盛氏のメンター(影響を与えた人)は多くいるが、その中に西郷さんもいる。
人を相手にせず、天を相手にせよ。天とはすなわち道理であり正しい道である。天道を敬いそれを執り行う ~西郷さん 但し、正しい道もその人の介錯が入って利己的な道理ではよくない。その考える道理は、人に話せるか、家族に話せるか、友人に話せるか、他人に話せるか、その話した皆がそれは正しいとなるならば正道に近いものである考え方だろう。