環境保全協会日置支部の総会
環境保全協会日置支部の総会が開催された。日置支部の総会には、該当する日置市・いちき串木野市の市長さんもご足労していただいている。会員さんの多くは、浄化槽の設置工事を始め、水道管敷設工事、宅内の配管工事、電気工事などをされている地元の会社さんです。多くは先輩社長様方でお酒をいただきながら車座になって話をする宴会は、数少ない懇親の場となっている。
弊社に入社した当初、社長の代わりに組織の部門長として出席していた。右も左もわからないし、勝手もわからない、誰が誰かもわからない。このような知らない場所や空間に飛び込むことは緊張や気遣い等の気苦労が増える。その場面を1回、2回・・・と積み重ねて、いまの弊社と地域の企業様との関係がある。以前からあったわけではない。その任をいただいて、その場で汗をかき必死にやってきた。営業や媚を売るわけではなかったが、相手がどこのどちらさまかを知りたいと思ってビールや徳利をもって会場内を歩き回っていた。私は会社のジャンパーを着て相手に自分の会社がわかるように意識していた。お世話になっている会社社長様と席を近くにしたときは、その社長様宅の近所まで行き、2次会をさせていただいたもあった。現在では多くの社長様方と旧知のなかとさせていただいている。ありがたいことです。
企業経営、組織運営をする役割には、こういう仕事も少なからず含まれている。
このような場に参加し、進んで自社と自分をわかっていただくために、名刺を交換させていただき、話すきっかけをつかみ、懇親を深める。宿泊研修に参加し、酒をかわし、一緒に風呂に入ることで、人と人の間を詰めていく時間と労力も必要な地味な役割業務だ。抵抗なくこのような場に溶け込むことができる人もいるが、多少なりとも抵抗がある人が多いだろう。組織の運営には、このような見えない信頼とつながりを創造することもあるのだ。
現在はこの組織の長も、尊敬すべき先輩で、多くの方から信任を得ている。
ありがたい組織でありがたい先輩方とともに過ごしたひと時だった。