清掃作業連絡
清掃作業訪問の仕方・流れを効率よくしている最中に感じること。
弊社では、創業以来清掃作業でお客様宅を訪問する際は、必ずお電話でその旨をお伝えし、ご了解の上作業していた。当初の契約では、点検作業・清掃作業は契約の内容なので特にお断りすることはないのだが、慣例的にやっていた。
最近は、共働き、勤務体系の変化、核家族化などで電話でのアポイント・連絡が取りにくくなっていた。結果、社員さんに負担がかかっていた。
・夜遅くにお電話連絡せざろうえない。
・土日の休みまでお電話をせざろうえない。
・必然的に顧客台帳を持ち出す
等の負担が及んでいた。
お客さまと作業前にお電話で話すことで、「様子」を感じることは大事なことだが、何より社員さんのより気持ちのいい環境を創造するのも会社の役割。
結果的に、はがきで作業の連絡をすることになって、しばらくたつが、事前のネガティブ意見に出た内容はほとんどない。広報誌での3度にわたる案内と、点検班によるポスティングの効果である。
全社員さんが一致団結して、一方向を見つめ、取り組むことで小さいけれども効果はあがる。
今までの「電話代・社員さんの夜間や休日の負担のコスト」が「はがき代へのコスト」転換となり、社員さんの気持ちのコストは低減され、実コストは増えた。
増えた実コストと引き換えに、業務環境はより良い方向にに進みつつあるように感じている。
そのことを、どれだけ理解して、社員さんが地域や会社に貢献できるかがこの取り組みの結果となる。