没後145年の誕生日
幕末の4代人斬りといわれる中の一人「桐野利明」。
鹿児島市の吉野町実方で生まれの、中村半次郎 通称「半次郎」といわれた「人斬り半次郎」である。以前、本ブログで生誕地の訪問の様子もUpしています。
私も門弟として稽古に励んでいる「自顕流」の先輩にあたり、かやぶき屋根から落ちる一滴を「3回斬るほどの素早い太刀振る舞い」だったと聞きます。
身体の割に長い太刀だったことも博物館で見て知っています。
さて、その半次郎。西郷さんと共に行動し、城山でなくなって145年。
いまだにその人気は衰えず、西郷さんらは勿論ですが、桐野利明氏のお墓参りで来られる方もよくいるそうです。
12月2日は誕生日にあたり、この日のお墓は毎年お花がいっぱい飾られているそうです。
たまたま、所用で立ち寄ったところがこのようにお参りされてました。
人の命は二度ある。生まれてから生きている間と、なくなったその後から名声が2度目の命だと。
良い名声なら2度目もいい人生ですが、悪く言われたり恨まれたりする人生は送りたくないですね。
人をひきつける、すばらしい方だったことが想像できますね。
ちなみに人斬り4人は
❶田中新兵衛:薩摩藩出身 ➋河上彦斎:肥後藩出身 ❸岡田以蔵:土佐藩出身 ❹中村半次郎:薩摩藩出身 だそうです。