永劫不変というものはない
四畳半ぐらいの部屋に何十人もおれば空気が濁る。
濁ればどうするか。窓を開けて空気を入れ替えねばならぬ。
世の中も同じ、好むと好まざるにかかわらず、窮屈になったらちょっと窓をあけねばならぬ。
人間生活はそんなことの繰り返しである。(電力の鬼:松永安左工門)
濁った空気の入れ替えは世の常だ。つまり変化を恐れてはならない。
社会も、人も、物も、時々刻々に変化があり、永劫不変というものはない。
したがって革命などということも恐れるべきものではない。
(戦略経営者12月号 山岡淳一郎氏の記事より)