社長のビジネスブログ

水道夜間作業

昨晩、道路下に埋まっている水道配水管の洗浄作業を行いました。水道管の古いものは50年経過しているものもあり、今回作業した中で一番古い管は、布設後30年近く経過している管でした。古くなったら布設替え(新しい管に入れ替える)をすればいいのですが、水源池や配管網の関係で簡単に布設替えができない地区もあります。そのような地区では、夜間の水の利用が少なるタイミングに、管内部の洗浄を行います。洗浄と言っても薬品や機械を使うものではなく、バルブ操作をして、各配管内の水圧を通常より高くして、管内を管内水で洗浄するものなので飲料用として全く安全な作業です。

今回で2回目となった配管内の洗浄(洗管)はだいぶコツをつかんだようでスムーズに進んでいるように感じました。22:30に現地集合して、24:00~洗管作業を始め、配管網の図面を参考にしながら事前に計画した順番で、弁を開けたり閉めたりします。通常は全開になって配水されている管の弁を一部を閉じると、その経路の配水が断たれ、つながっている手前の配管網に水圧が寄って圧力が高まります。その先に通常より圧のかかった状態の管内水を排出するという方法で、弁で閉じた手前の経路の管内を洗浄するというものです。

日が変わった4時前に現場が終了し、帰宅したところでした。

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