社長のビジネスブログ

民主党 党方針への造反に思う

税制改革への投票があり、党意に背く造反者が多く出た。

民主党執行部は、完全に内容や意図を伝えきったかというとそうではないものの、党の考え方をわかってもらう為、事前に党内で党首が頭を下げ懇願した。
そもそも、党員が選んで決めた党首である。多数決で決まったとは言っても党内で選んだTOPだ。
党首は、内部にもすべきことがあるが、顔として外部にも多くの役割がある。外部での調整や役割があって、党への理解をいただき、支持をいただくことも重要である。

党員はわかっていてしかり、選んだのだから、意見は述べても最後は「はい」。としたがうのが党員ではないのだろうか。

違えば辞めればいい。自分の保身からやめないのだ。やめないなら、社会通念に従うべき。

会社ではどうだろうか?
社長は社員に話・指示をするが、個人としても会社の代表としても対外的に外交することで会社の認知度を上げ、知名度を上げ、安心感を醸成する仕事も行わなくてはならない。中小弱小企業ならばとっても必要。内部・社員とその家族が一番大切であることは言うまでもない。

党内でも、会社内でも腐ったリンゴが1個あれば、リンゴ箱はすべて腐ってしまう。

腐ったリンゴには、腐らないように手をほどこすが、
何度も手をほどこすことが必要ならば、このリンゴは不要である。
手をほどこすところは、他にたくさんあるからだ。

党首・社長の前ではいい子で、影では悪い子に豹変する子。
イチゴのパックを買うとき、表面はきれいだが、底部がつぶれて腐っているイチゴパックだ。
これもいらない。

さて、野田党首の決断やいかに。