某大手讃岐うどんチェーン店での事故対応
先日表記の、とあるお店で、お客さまがSNS系のサイトに投稿したということがありました。内容は、ざるうどんの下に敷くざるが(柔らかく表現すると・・・)「不衛生」というもの。
その投稿を発見し、連絡を受けた本社ご担当者は、
①、すべての店舗で、同時並行チェックの実施指示。(事故拡大を防ぐ)
②、店長からの実施済みの報告を確認。(指示の出しっぱなしでなく、実施したかを確認)
③、原因の探求 (業務担当者の事故との真摯な向き合い)
④、再発防止のための施策協議
⑤、施策の実施
※SNS系サイトへの投稿ということで、その指摘をしたお客さまはお分かりになられずにお詫びとお礼はできなかったようです。
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弊社でも、機器に起因する作業事故は稀に起こります。
「機器の劣化」「たまたま〇〇が起こってしまったかも」ということが原因のようです。
「機器の劣化」も仕方ない・・・ではなく、ではどうすればいいか?
部品の交換は最終手段としても、その機器の使用方法まで目を配る必要はないか?
それには、その事故という貴重な状況(企業の宝物)に遭遇した者が、包み隠さず状況を共有しないといけない。
正確な状況がわからないと、その手立ても正確なものではなくなる。
さらに、同様な事故が再発し、結果的に作業に支障が出て、お客様との信頼関係をなくしてしまう。
「たまたま」が2回以上起これば、これは「たまたま」ではなくなります。
原因をしっかり探り、想定し、想定事項を回避できるように対策を打たないと同様な事故が起こります。
事故への適切・誠実な対応で、今後の正確な業務の提供が可能になりとお客さまとの
「信頼関係が向上する事故」と「そうでないただ信頼を失墜する事故」と二通りに分かれてきますね。
弊社もそのような事故に遭遇したら、「向上する事故」となるように真摯な対応をするように心がけています。