東京文京区江戸川橋 椿山荘
東京23区に文京区という区がある。前職の営業時代「セロテープ」の「ニチバン」に通っていたので思い入れのある駅「江戸川橋」もその中にある一駅。当時は名前は知っていたが一度も行ったことがない「椿山荘」に出かける機会があった。中には庭園があり、高貴なマダムさま方が喜びそうな立派な格式あるホテル。その庭園は、見学できるようになっていたので会合が始まるまでのしばしの時間、散策した。
明治のころ、この地帯は丘になっていて椿がきれいに咲き誇る名所だったらしい。看板によると西南の役で功労のあった長州藩「山縣有朋」氏がその報奨金含む私財で購入した土地らしい。山縣有朋は明治政府でも活躍し総理大臣にもなった方。長州藩出身で吉田松陰の薫陶も受けており大河ドラマ「西郷どん」にも出演している。没後は氏の遺志を継いで藤田興業がそのあとを継いだとあり、今に至っているとのことだった。
山縣有朋も眺めたであろう御神木を眺めながら、時間が来たので会合の会場へと向かった。