新しい事へ取り組む
新入社員や新勤務地での仕事もようやく慣れたような5月です。「新しい事」というのはとかく敬遠しがちですが、それが仕事や役割だと、今までやったことも聞いたこともないことでも、できるようになります。例えば、PCと縁のなかった学生生活・社会人生活を送っていた方が、文章や表までつくるようになる。未知の仕事・作業でも、お客様の喜ぶような作業やサービスを提供できるようになる。やらない、できない理由はほとんど口にしない。
一方、同じ未知・未経験な「差し迫ってやる必要のないこと」に対してはどうだろうか。例えば「自発的でない事(やらされている感のある作業やこと)」、「好きではない事」。先に述べたPCや作業と「新しい事」という点では、何も変わるものではない。あえて言えば、「仕事に必要か、不必要か」だとわかりやすいかもしれない。 つい、できない、やらない、手を付けられない理由がでてくるだろう。 現在は、今まではなかった休日が過ごせるようになり家族との時間も快適だ。平日は夕方まで働いた夜の時間も十分に使えるようになり寝る時間もある。このような、いつもの自分の生活に「新しいことに取り組む時間」をつくらないといけない。1日は24時間平等にあり、いままでも24時間を使ってきた。だから、新しいことに割く時間はもちろんない。サラリーマンの中には、就業後に学校に通ったり、スクールで新しい資格や知識習得に励む人もいる。大手の会社では昇格に必要な試験もある。自分で「自分を高めようと強く思う」から「割ける時間」をつくるのだろう。
自分を高める「新しい取り組み(読書・勉強や資格取得)」は、「自分ができない、今までの時間の使い方に入っていないこと」です。それは、「自分の意志」によってしか、自分を行動させ実行させることはできない。今までの時間の使い方や今までの生活リズムには、新しいことに取り組む時間や意識がないのだから、苦痛が伴い、体が拒否反応を起こすかもしれない。それを克服するのに「強い意志・強烈な願望」が必要なのだ。
机上に貼ってある。
「成功を手にできないでいる人たち 自分の欲望を全く犠牲にしていない」
「犠牲を払うことなしに、いかなる進歩も成功も望めない」
新しいことを成し遂げるには「潜在意識に透徹するほどの強い願望」が必要。「やろうと思うか思わないか」「強く思うか、少し思うか」「自分を高めるチャンスと思うか、余計なことと思うか」。この機会は「チャンス」だ。神様はあなたの能力以上のことを降り注ぐことは決してしない。神様の意にこたえ「やったことがない自分を見出すチャンス!」だ。「克己」の狼煙をあげろ!
将来の自分は、今の自分次第。自分の結果の積み重ねでしか、創りあげることはできない。