社長のビジネスブログ

手入れ

週末に庭の手入れをした。庭に雑草が生えてきているのを見てはいたが、手を出だしてむしったりきれいにすることはなかった。

監視はできていても、手を入れたり、声をかけて注意を喚起したりしないと雑草は伸び放題。
きれいに咲いている花や植木に絡み、蔓(つる)を伸ばしまくり、最後はきれいで整然とした花や植木も枯らしてしまう。

家族・会社・地域社会においても同様なことがいえる。

生・命あるものは弱いもので、辛いことを避け、楽に楽にいこうとする。
楽は悪いことではないが、生・命ある以上、一人では生きることはできない。生きている以上誰かに必ず迷惑をおかけしながら生きている。自分にとっては全く迷惑ではないかもしれないが、他人に影響を与えていることは確かで、影響は必ず人に及ぼしている。

NHK大河ドラマ八重の桜で「ならぬものはならぬ!」と会津の教えがたびたび出てくる。薩摩剣士隼人の中でも「やっせんど(だめだよ)」とでてくることもある。

家庭・会社・地域でも「ダメなものはダメ!」と大人ならば、自分で自分に言い聞かせればいいのだが、できない方がいれば教えてあげる。

人生をより長く生きている先輩方や、上司はしっかりと伝えなければならない。

できなければ、手入れの行き届かない庭と同じことになってしまうのだろう。この手入れの行き届かないことは、最終的には自分にも影響する。先に相手が影響をうけるが、必ず自分にも大きく大きくなって影響するだろう。

我が家の庭の雑草と枯葉は一掃された。