社長のビジネスブログ

心(志)を合わせる

前回に引き続き、NHK大河ドラマから。幕長戦争の一コマで奇兵隊隊長「高杉晋作」の一言。

「志のない戦い」に急きょ集められた諸藩の集まりなどいくら多勢であっても

「志ある戦い」に集まっている長州藩士にとってはいくら少数であっても恐るに足らずと。

組織の戦い方は、組織運営にも応用変換できる。

会社においても社員数は多くても、ベクトルの合わない社員が何人もいる会社よりも

何をなす会社なのか、何のためにこの仕事をしているのかという価値観(心・志)=「ベクトル」を皆で共有している会社のほうが強い。皆が同じところを見ていると、有益な考えが生れたりどうしたらこの市場で勝てるだろうか(シェアを取れるか)と創意工夫が生れる。

・○○のために今はできない ・○○をしないといけないから今はできない ・○○をもう少しこうしてほしい、などできない不平不満や対価報酬要求が聞こえてくる状態を良しとしない。(劣悪な環境ならその考えも仕方がない)

今からの時代は、会社経営や組織運営もこうでなくては乗り切れない。一部の人間のみが組織を運営しているのではない。一人一人が向かう方向を同じく認識し、組織を代表する運営者の一人として自分の役割にあたらないと世の流れ、競合他社に足元をすくわれる。

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