心
心と体
心は身体の支配者であるから、心を平静にすると身体にもよい。身体は、動かすことで血の巡りがよくなり、病気にかかりにくくなる。
流水とたまり水
人の体は、時々運動をし、手足を働かせ、よく歩き、同じ場所に長時間座らないようにすれば、健康でいられるものだ。
流水は腐らないが、たまり水はくさる。開き戸の開閉する軸は虫は喰わない。つまり、動いているものは悪くなりにくいものである。
徳と健康
穏やかな気持ちでいれば、おのずと徳が身につき健康になる。しゃべりすぎの人はいつも心が乱れるゆえに、徳を損ない、健康を失う。
徳を損なうということと健康を損なうということは同じものである