富士山
先日東京への日帰り強行出張の際のこと。
私は東京への出張の際は、天気が穏やかな時は、飛行機の席を日本本土側(陸地側)が眺められる席をお願いする。日本の南鹿児島から志布志を抜け、宮崎に出る。宮崎上空では宮崎市内を流れる大淀川、鬼の洗濯岩の日南海岸や青島を眺めながら大分へと続く。
大分湾が過ぎたかと思うとすぐに四国に差し掛かり、高知の海岸が見えてくる。岬を眺め三重県の入り組んだリアス式海岸が見えてきて、愛知の知多半島にかかる。愛知を過ぎたあたりから運が良ければ、静岡側から富士山が見える。
この富士山が見えると、何とも言えない「充たされる感」(心がふぅ—–と落ち着く感覚)に陥る。
今回はよほど天候がよかったのだろう。羽田空港からリムジンバスで千葉方面に移動の際も東京都心からもきれいに拝めた。
昔の大きな建物が建っていない大正明治時代以前は、日本のあちこちからこの風景が眺めることができたのでしょう。