社長のビジネスブログ

子曰く・・・

子曰 非其鬼而祭之 諂也 (しいわく、その鬼に非ずしてこれを祭るは諂いなり)

見義不爲 無勇也  (義をみて爲ざるは勇なきなり)

従うべきでないこと、正しくないとわかるのに従うのはへつらいです。行うべきこと正しいことがわかっていることを前にして行わないのは本当の勇気を持っているとは言いません。臆病者です。

正しいことがわかっていてもなかなか言えない、できない。正しいことをするには勇気がいります。その勇気は自分の強い深い信念がないとできません。できるようになるために日々の反省を繰り返し至らなかった自分、小心者の自分を反省する毎日です。

義(正義)を見て正義の行いが出来ないのは、 勇気がないのである、と説かれています。
これは現実社会において簡単には出来ない、実行が困難なことなのです。

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孔子は正義(正しいこと)を行う勇気を、 仁による勇気として大切(必要)なものとしています。 言い換えると、正しいことをすることによって何らかの害や不利益を受けるとしても、 勇気を持って正しいことを行いなさい(目先の利益より、正義の方に真価がある)、となるでしょう。
(孔子は、義(正義)には仁(人を慈しむ心)が必要であるとしており、仁のない義(正義)は、孔子の言う真の義(正義)とはされないのです)
孔子は、仁者は(義において)勇者であると言っています。しかし、義(正義)の伴わない勇気は、 危険な蛮勇となり得るとも言っています。 勇者は必ずしも仁者ならずと説かれているのです。