国際化の課題
少子高齢化の影響で労働力不足が経済の減退を招く事態に直面している。弊社も新しく始める、始めたい業務も人財確保が第一優先となっている。そんななか、国では外国人労働者の受け入れをすすめ、鹿児島でも観光以外の外国の方を見る機会も少なくない。私の住む街には、モスリム(イスラム教徒)の協会があり、そこでは彼らにとって必需な礼拝なども行われたりラマダン明けの食事会なども行われている。そんなモスリムの方々受け入れの課題。
私たちの街や社会に必要とされた外国の方は、母国からその地に住み、やがて最期を迎える方も少なくない。モスリムにもそのような方がいるようだが、その「最期」が課題となっているようだ。我々は火葬されるが、モスリムは宗教上、火葬ではなく土葬らしい。その受け入れ、土地がないという切実な課題。
記事によると、鹿児島に貢献されたモスリムの方の一人が、その受け入れ先に大分県別府の協会にやっとその受け入れ先を見つけ、埋葬したという記事だった。私は直接モスリムの方と縁があるわけではないが、何らかの必要性があって我が町鹿児島にお住まいなのだ。もちろんその滞在の長さから日本国籍を取得しているので日本人だ。愚息の学校にも数名、モスリムの方と思われる方もおいでだ。切実な課題だ。