取り越し苦労
事のいかんによらず、よしんば、
本当に心配することを心配した場合でも 心配しなくてもいいことを心配した場合でも 結果は同じ。
取り越し苦労をすればするほど、その心は消極的(マイナス)思考に陥り、即座に運命や健康の上に
まざまざと悪い結果となってあらわれる。
「百害あって一利なし」というのが取り越し苦労。~中村天風一日一話
人間は(私は・・・)
これからの事を悪く想像し、その上に立って悲観的に、さらにその上に立って絶望的に考えてしまう。 消極的思考が積み重なっていく。 身も心も疲れ果てる。
未来に向かって心を使うときは、明るく前向きに積極的な思考で行うべき。それが未来への周到な計画。
失敗の計画を立てる人はいない。緊急の処置等を考えるのは危険の管理で積極的思考。
消極的思考は、不安や恐怖を伴い、思考の混迷を招き、長期計画も出来なければ、只今の判断すらできない。
消極的思考が出てきたら「あっちに行け!」と声に出して追い払うしかない。
時間がもったいない。