社長のビジネスブログ

全日本空輸 ANA の改善

先日ANA航空機に乗る機会があった。
トイレに行ったときに、折り紙が置いてあり折鶴も折ってあった。
べたな演出であるが、心が微笑んだ。

「日本・和・くつろぎ」の演出には、分っているけど「べた過ぎる」のでやらないケースが多いだろう。
或いはスペースの都合上狭いからやめた方がいいよと言った仲間もいたかもしれない。

実際は、それを見て心が和んだ。「わかる」と「できる」の違いですね。

 ①トイレの便座シートをあげるためのハネがついた。
   →この羽で確かに上げやすくなっていた


 ②部屋内の正面のみだった鏡が向かい側にもついた。
   →顔・上半身しか見れなかった鏡が全体が見えるようになった


 ③蛇口の位置が変わった
   →より手が洗いやすくなった。

 

この改善はあまり乗客は気づかないし、乗客増には直接つながらないだろう。

でもそこまでもやる企業姿勢に心を打たれる。私はそのことをメモして客室乗務員さんに差し上げた。

弊社の社員さんもわざわざお褒めのお電話をいただくことがある。その社員はうれしいし励みになって目配り心配りを更にするようになる。
今後も私は極力ANAを使いたい。

「儲」という字は、「信者」でもある。