全国環境連全国大会

全国の同業者が年に一度集まる全国大会が大分でありました。

国民、県民、市民の税収から布設された下水道（工事、処理施設の維持）は、人口が増え、下水道使用料収入が増えることを前提として、計画され実行されてきました。

しかし、今後は人口が減少し高齢化が進む中でその在り方が見直されており、私たちが役割をいただいている浄化槽への計画転換や見直しが全国でなされているようです。

下水道を引くには予算が必要で、使用された排水は下水処理場で処理されます。施設の処理費や維持費用は基本的には下水利用者による使用料で補わなければなりません。下水道を使っていない住民（浄化槽や集落排水処理を利用している住民）からの費用を使うことはおかしなことになってしまいます。

多くの自治体の処理施設運営・維持費用が赤字で運営されている（私たちの収める税金からの持ち出し/下水道の利用料金のみでは足りない）状況も報告されました。