先にやるか、後やるか ~R2/9/26 建設新聞 礎より
わがままで横着、自分に優しく人に厳しいのが人間。
日々起こる嫌なこと、やりたくないことは先送りにし、明日やる、いつかやるとつぶやいて自分を納得させ、楽しくて、楽な道を選ぶ。
しかし、先延ばしにしたことに対峙するとき、あの時にやっておけばよかったと感じた経験はないだろうか?
家での家事、子育てにおける教育やビジネスでも一緒で、先延ばしの代償は大きい。
クレームや売掛回収は先送りするな。
嫌なことは即やれ、先にやるか後やるかで人生は大きく変わる。
(追記)加えて、今やるべき一本の電話連絡、今伝えておくべき一言連絡を先送りするな!
~後でやるときは、楽しかった時間、自分の快適時間のあとに回されるので、同じ内容・ボリュームであっても倍増しで感じてしまう。さっきまでが楽しく楽な時間だったためにやりたくない意識が増しているのだろう。今日の朝礼の「文化社フィロソフィ」で司会者が選んだ内容とも合致する。
「したいこと、やりたいこと」と「するべきこと、やるべきこと」。したいこととするべきことは異なる。したいことはすぐにでも手がつくし動くことができる。しかし、するべきこととなると、「するべきだ」ということはわかっていても行動への判断が鈍り、「したいこと」への正当性の理論武装をしてしまい、「するべきこと」をやらない理由を見つけてしまう。
現在は、「コロナ禍」という伝家の宝刀で「やらない、できない」理由を言いやすい環境がある。「やる、できる」理由を探す自分に「するべき」だろう。