伊藤知事の話
10/21伊藤知事の話を聞く機会があった。
大局観
・豊かな人生を鹿児島でお送りいただくために どうするか?
・子供からお年寄りの方まですべての世代の県民にとってやさしくぬくもりのある社会をつくる
→生活諸問題への対応
という考え方で、すべての社会課題に135のマニュフェストを掲げ取り組んでいるという理解をした。
そのうちの一つの高齢化社会。
・限界集落は必ず数年後には増える。
・地域が成り立たない。
→人・税金を払う人がいないと地域は維持できない。人が戻ってこない、原発で被害にあわれた地域などが例
・集落をなくすわけにはいかず、どこかからか補填して地域を維持する必要がある
◎鹿児島は、農林水産業・観光産業での生き残り!をかけるしかない。
※日本全国の都道府県、高齢化が進み、同様な問題を抱える → 地域間競争が激化している
※大型メーカー工場、工業生産品のほとんどない鹿児島での生きる道
→多都道府県との差別化!
・観光と食を武器に、将来的な年間の鹿児島への中国旅行者数予測30万人。
・この方々が消費して鹿児島に落とす金額で、地域福祉等の費用を補てんできる
これがすべての理由ではないが、このような考えも一部にあり、上海線の維持を念頭に置かれている。
リコール運動もあるが、それぞれの考えなので否定も肯定もしないが、その意図をしっかり判断したうえでの行動であってほしい。
篤姫を育てた乳母は言っていた。「一方聞いて沙汰するな」
鹿児島県の社長として、考えはしっかりと持っており、将来的なことも踏まえての今の行動である。丁寧な説明は必要かもしれないが、社員としては、その説明に納得しないでも「はい」というときも必要である。県の運営をゆだねると判断して民主的に選んだ結果である。