企業努力の見える化
コロナの2.3年、だいぶ出張の機会も減っていたが、最近はまた出張で新幹線や飛行機を利用することが増えてきました。
大手キャリアを利用することが多かったのですが、「経費最小」の考え方から比較的価格が安価なスカイマークを利用することがあった。
先を急ぐ場合、手荷物を預けるとターンテーブルから出てくる時間を惜しむことから荷物を機内に持ち込む方を見かける。
こんなに大きなスーツケースをと思うような方もいるが、荷物を上にあげることで搭乗時間、出発時間が遅延する。
航空機会社にとって、出発時間を超えると追加料金が発生することや速度超過飛行の観点からできるだけ定時に出発したい。
荷物を預けても、出口に歩きつくタイミングで荷物が受け取れるようにすれば、荷物を預け、結果として定時出発に貢献できるのではないかと
現場の方々が考え何度もトライした努力の様子が機内誌の社長の挨拶文に書かれていた。
飛行場や到着するゲートによって、降りてから荷物受取場までの時間は異なるが、出てきた荷物は、その取っ手がすべて受け取りやすいように
外側を向いていた。気持ちが伝わりますね。
企業の努力は発信、言葉にして言語化されないと気づかないことも多いが、この機内誌を読んでから、その社員さんの努力を感じることができた。
すばらしい社員さんたちですね。弊社でも社員さんの取り組みや努力はもっと発信しなければと感じることでした。
現場から率先して課題を感じ、見つけ、共有し、皆で協議した結果、札幌から始まったこの改善サービスは全発着空港で行われているようである。
当然、労力が伴うことだが、利己ではなく利他の考えでお客様第一主義の考え方が、少なくとも私の心をたたいた出来事です。
企業の努力、社員さんの努力は見えるようにしてお客さまにお伝えしたいものです。