企業が人間教育を~建設新聞より
従業員の心の荒廃は、礼儀の乱れや躾の悪さとなって社風に現れる。
お客さまをつくるには、お客さまを尊重するという普段の教育を徹底しなければならない。
「人を見たらお客さま」そんな従業員を一人でも多く育成したいものである。 ~11/26号
先日、弊社の社員さんがお得意先の病院にて、業務中に、病院から出てきたある方が話掛けて来てくださったらしい。
話しかけられたその社員さんは、その方が、弊社のお客さまか、そうでないかはわからなかったが、上記のような気持ちで「あいさつ」をしたのだろう。
その方が返してきた言葉。
「お宅の会社の社員さんはみんな誰にでも挨拶をして下さいますね~気持ちがいいですよ」と。
社員さんは、「挨拶してよかったぁ~」と思うと同時に「過去から続く先輩方、地域担当者のことを改めて思い、自分も身が引き締まる思いを感じた」ということだった。
お客さまのみならず、地域の方々より良くない評価を頂くことは、すなわち、自分の今の生活、将来のプランまでよくないことになっていく。
制服に着替えて、出社するタイミングから帰って、家の中に入るまで、すべての行動が、「あなた個人」ではなく「会社」の評価につながる。
つまりは、自分の生活につながることを改めて認識させられる出来事である。
常に襟を正すは、「素行」である。