人間の視野
先日ANA全日空の社内整備士の話をテレビで聞いた。
人間が意図せず起してしまう、事故やミスをできるだけおこさない環境が整備されている。
場内移動に三輪車(二輪の自転車ではない)で移動
→四輪車でない限り、転ぶことが起こる。 →二輪より三輪が転びにくいために、工具を積んで移動するのは三輪車を使用している
同じ工具箱に、同じ工具が入り、シリアルナンバー
→紛失防止、落ちていても誰のかわかる →何がなくなっているか人がチェックしてもわかる
指先チェック
→人の「視界」は180度あるが、認識して「見る」ことができる「視野」は2度。 →指を差し、視野の「2度」の中をしっかり認識するためだという
視野については、ここまで統計的なデータは知らなかったが、指をさすことで、「指さしするもの物」「指さしする方向」をしっかり見ることにつながり、一人で行う作業についてもケアレスミスを防止できるのだろう。
弊社の業務マニュアル、手順にも最後に「指さし呼称」をするように決めてはいるが、
ここを認識して行うように再度指示したい。