中国での浄化槽設置場所視察
上海から車で約2-3時間。
常熱市に日本の浄化槽の試験設置が始まった地区に視察に行った。
農村地区の生活排水処理の個人型5人槽の設置。
まだ、運用は始まったばかりで放流もしっかりと確保されていなかったが、第一歩。
グローバル化、人口減少局面に伴い弊社業務の海外展開を考えたことがある。
1、場所・・・中国含むアジア地区(地域的に近く、食文化も似ている)
2、内容・・・現在のメイン業務の展開(生活排水対策の水質管理・汲み取り業務)
・近い将来、工場排水処理が必要と思っていた。(現在はその通りになっている)
・工場排水は有機物の除去が伴い、弊社が通常行っている技能では困難
・浄水場、下水処理場処理維持管理は、
既に行政間で技術・職員間のやり取りが行われている
3、障壁・・・国レベルでの水質悪化に対する取り組みが必要。
・生活排水対策は、工業廃水での病気・犠牲が出ないと始まらない
・海や河川の清浄化への取り組みは、アジア地区では20.30年先かと考えた。
・メーカーが設置して初めて行える業務であり、だったらメーカーが設置して管理まですることは容易に想定できるので、我々の出る間はない。
他にもあるが、こんな理由等から現在の主業務の海外展開は難しいと判断した。