社長のビジネスブログ

下水道

先日の鹿児島県紙「南日本新聞」の表紙を「老朽下水道の改良加速」という大きな見出しが一面を飾っていた。鹿児島では戦後7年たった昭和27年(1952年)から下水道敷設事業が始まっている。鹿児島市の全人口約60万人のうちの約8割にあたる47万人がこの下水道のお世話になって、普通の生活ができている。普通の生活の基盤であり、社会の黒子的な役割の一部である。

この下水道も「もの」ですから、破損したり、ヒビが入ったりする、いわゆる寿命がある。記事では、耐用年数がありその耐用年数に達していくピークに備えて鹿児島市水道局では準備していくとの内容が書かれていた。ちなみに法定耐用年数は布設から50年である。耐用年数を経過したから危ない、交換しないといけないということでもないが、危険性は高まっていく。そのための地中に埋まる下水管の管内の調査や修繕等への予算が増えていますよという内容の記事。

だいぶ前の画像だが、それをはるかに超えて現在も活躍する東京神田の日本で初めての下水道が敷設されている付近で撮影した表示を添付します。