レギュラー番組出演者の降板
ある人気テレビ番組で有名司会者をメインに、お笑い、ベテラン、若手芸人等出演者するトーク番組があるらしい。この番組の出演者についての話。
この有名司会者は皆も知る有名人。出演者は毎週入れ替わるのに対し、司会者ご指名で唯一レギュラーで出演している方がいた。この看板司会者が買っていて、番組制作者に頼んでのレギュラー出演しているとのこと。
しかし、この司会者のたっての依頼で、唯一レギュラー扱いで出演していた方が降板となるとのこと。
理由は、事前のリハや打ち合わせ時の態度、表情やそもそもの姿勢が、他の出演者の方々からするととても浮いていた。雰囲気を乱すことが度々あったという。芸風とはいえ、度が過ぎていないか?あの態度はいかがなものか?と担当者の苦労や他の出演者の方々への気遣いも絶えなかったという。
やはり、毎回集まるメンバーが違うとはいえ、番組をつくるという目的のもとに集まった組織であり、プロの集団である。大衆の前では芸人や俳優という職業ではあるが、その前に「人・人間」である。組織を乱すような立振る舞いや傲慢不遜の考えに基づく行動では、総スカンとなることは人間社会では必須のこと。
どこの何の組織でも、「組織員」となることを選ぶなら、「輪・和を乱す」ことなく考え、振舞いたいものだ。
組織の中にあって、更にその中に首長から支持のない徒党を組むことも避けたい。気の合うものがいて仲良くするのは一向にかまわないが、組織の輪を乱す組織的な行動にまで発展することは避けたい。ましては、恩を仇で返すような行為では「番組降板」どころか、人道に反する行為として、その代償を人生のどこかのタイミングで追う。輪廻転生。神様はいつも私をあなたを見ている。
人間だから組織では組織員として、「場になじみ、雰囲気を創り、和・輪をつくる」ような人としての言動・振る舞いが必要。
人間だから一人では生きていけない。周りの人、特に近い関係の人には「感謝の意・謙虚な気持ち」で接し振舞うことは当たり前のこと。
人として、当たり前の正しいことは崩してはいけない。私たちは日本人であり、明治維新を為し現代の基礎をつくった先輩方の地で生活する「鹿児島人」である。