社長のビジネスブログ

マツダ自動車躍進の陰にこの人あり

最近、マツダの自動車をよく見かけるようになったと思わないでしょうか?ボンネットの優しいフォルムと目を引く赤いカラーの車。ハイブリッド車が世の中を席捲しているなかで、「環境技術に遅れをとったマツダ」と揶揄されていたそうだ。大手ディーラーと比較しても劣るものだらけ。開発チームは大手100名以上に対してマツダ30名しか配員できない、専門の研究機関はない、会社の資金的体力も劣る、すべてが「ないない、できないづくし」だった。しかし、勝るものがあった。それは「信念」。その信念が世界一の「内燃機関:エンジン」をこの世に創造した。

車両の9割以上が備えている内燃機関への注視。ハイブリッドのような小手先に走らず、ハイブリッド車も備えている「内燃機関」への戦略をとった。内燃機関の重視がないと本当のCO2は削減できない。業界の規定でCO2排出量を測定するときの「測定するタイミング」があるらしく、各社のカタログにはそこの結果が掲載され、実際の安定走行時の排出量はその数字ではないらしい。カタログによく「25Km/1ℓ、30Km/1ℓ」など書いてあるが実際は「その燃費は出ない」。そういうことです。

しかし、マツダはカタログと実走はそこまで変わらない実績であり、その内燃機関を作っているようです。真の低燃費、真のCO2削減。世の中、世の規定をもおかしいと疑義を呈しながら、真のCO2削減を目指して車作りをしている。その結果が市場に評価されているのだろう。決して他の足を引っ張る戦略ではない。

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ライバルがたくさんいる、やめるか?

他社と同じようなことをして少しだけ勝つことを選ぶか?

強固なブランドが築けるのか?