社長のビジネスブログ

サッカーの試合観戦

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鹿児島のJFLチームのホームゲームを観戦した。

試合前は選手たちは観客へのお辞儀「台風雨の中来てくれてありがとう」という感謝の気持ち、サポーターや観客はそれに答える「大きな声援や応援歌」。試合後も選手たちは同様にお辞儀をし、観客サポーターは「お疲れ!よかったよぉ」と声をかける。選手たちがさっと会場を後にしたかと思うと、出入り口で観客が帰るのを見送りして、一人一人に握手をしたり声を返したりしている。汗だくの試合直後だ。しかも皆、笑顔。

チームの勝利に向かってチームが一丸となる、ラフプレーもあるが握手をしたり倒れた相手選手の手を引っ張って起こしてあげたりする。それを応援する周囲のサポーターや観客も一丸となって声援を送り、がんばれ、ナイスプレー拍手を送る。失敗には、ドンマイドンマイと勇気づけるエールを送り、相手のナイスプレーにも拍手を送る。選手からのサポーターへの感謝の気持ち、正々堂々としたフェアプレー、相手チームへの配慮、サポーターの声援とサポート。試合を見てこのような雰囲気を感じた。いいチームになっていきそうだ。

◎チーム、サポーターともに共有する目標がある ◎フェアプレー精神 ◎感謝の気持ち  ◎公明正大に勝利を求める ◎それぞれの立場に配した思いやり を感じることだった。

会社ではどうだろう。サッカーでグランドで戦う選手が「会社では外回り担当」。サポーターやチームの裏方さんは「内勤者:管理や事務」にあたるだろうか。

お互いが失敗やうまくいかないことを相手のせいにしあう。不平不満や中傷。(しらん、やらん、きいてない、できない)自分のプレーに反省をすることなく、自分の都合や立場からしか物事を見れない。自分だけ良ければいいという判断や行動。自分の持ち場を守れない言動。このようなチームだったら、応援する気持ちもなくなっていくだろう。自分だけの都合や考えを大切にしすぎる選手。大事な個性だが出しすぎると和は乱れる。組織としては致命傷だ。

鹿児島ユナイテッドは、チームの中心選手が、試合中でも立場や責任の範疇がずれていたらすぐに立ち位置を修正する声掛けをしていた。決してだんまりではない。

チームとサポーターが「いいチームにして上を目指そう」と、一丸となってるから、修正の指摘を受けた選手は一言二言返していたものの、その指示通りにポジションどりを修正していた。「修正する、修正できる」とはこのことだろう。そこにはチームとして、日ごろからのコミュニケーションがあり、信頼関係があるのだろう。

結果論だが、後半の延長時間に立ち位置を修正するように指示を受けた選手が後半のロスタイムに決勝のゴールを決めた。

来季はJ3昇格だ!