できないのは、やらないだけ
「為さざるなり、能わざるに非ざるなり」 孟子のことば
・・・ できないとよく人は言うが、それはしないでいるだけのことだ ・・・
「するべきだ、いいことだ」と思っていても「できない」という人は多い。
それをできなくさせているのは、心だ。
「できない」のではなく、「やりたくない」「やる気がない」「気持ちに先行して面倒くさい」のである。気持ちが行動を制限してしまうことはよくあることだし、ある程度は仕方がないかもしれない。しかし、流されてはいけない。
「やるべきこと」「やった方がいいこと」「いいこと」だからだ。
できるのに、行動を心がとめているならば・・・
「できます」「やります」という肯定の言葉を出してしまう。
言葉には「ことだま」という霊力があるという方もいる。
口からでる音声を耳から脳にフィードバックすると気持ちのありように変化が出てくるという。
逆に、「できません」「やりません」「だめです」の言葉は、エネルギーを低下、ストップさせる。
簡単には事が進まないと想定できること、今の時間の費やし方に負荷がかかることには、人間の本能としてストップしてしまう。今に慣れ、今の状況下で快適を創りだしているから。
「できない」⇒「やりたくない」という気持ち・心、何より自分の可能性を変え、人生をより豊かなものにするために「できます、やります」という言葉を先に掲げ、心を鼓舞したらいかがだろうか?