「何を」売るかより「なぜ」売るかが重要
日経MJ7/16号 3面記事を読んで
コロナにより米国では企業倒産を避けるために解雇がどんどん進んだ。独自の売りを持つことは生き残る一つの因だったようだが、
「なぜそのサービスなり物なりを提供するのか」という視点がより大切になってきているとのこと。
商品やサービスはすぐにまねできる時代。機能だけで企業の存在意義を示すことは難しくなっている。
自社のミッションを具体的かつシンプルに言語化することが大切。そしてそれを全社員がきちんと理解して、行動できている。
世の中をよくするのは当たり前。そのうえで何をやり、なぜやるのかというミッションを持っているのか?
ウーバーはタクシーを呼んでも来ないというストレスを無くす発想から生まれた。-消費者がどこにストレスを感じその摩擦をどう減らすのか常に考える。
常に本質を見る。
DXは文化の改革。古いしきたりをそのまま残してデジタル化を進めても何も変わらない。本記事の論者(I&CO共同創業者レイ・イナモト氏)が空港に着いた際に
アプリ設定を確認するためにハンコを押した。これも形式。必要なのは追跡できるかどうかであり、ハンコではない。こういうことを言っている。記事の最後には
「ソーシャルジャスティス」という言葉が使われていた。
他の動植物にはない、心と伝えあえる言葉を持つ人間。この人間だけが持つ機能を活かし、人間としてどう思い、どう考え、どう言葉にして、どう行動に移すか
「正しく」あるように心がけ、忘れることがないように常にそのキーワードが表に出るようにしておかなければならない。。。