もしも死んだら
人は死んだらそのあとどうなるのか、死後の世界を考えてみた。宗教によってどうも考え方が違うようだ。
チベット仏教では、死後49日目に生まれ変わるとのこと。生まれ変わるといっても人間とは限らない、動物や魚介類もあり得るとのこと。ダライラマは生まれ変わりなのだ。
日本の仏教では一般的に、死後49日目に三途の河を渡って閻魔大王のところに行き、裁判を受けて極楽か地獄かが決まるといわれている。悪いことをした人は地獄のようだ。
私は浄土真宗の門徒なので浄土真宗の教えによれば、死後直ぐに極楽浄土に成仏できるとのこと。しかも善人も悪人も全員成仏できるとのことで、安心した。
神道では、死後は霊魂となって草場の陰にいて、ときどき神棚(人によっては神社)に帰っ
てきて、また直ぐに出かけるとのこと。だから神社の行事(神楽、相撲、棒踊りなど)は霊魂(神)に帰ってきてもらうための奉納なのだ。
キリスト教では、死後は墓のなかでその日がくるまで待機しなければならない。その日とはイエスが復活しサタンとの最終決戦に勝利し、最後の審判が人間に下される日である。天国か地獄かが決まるのである。
どれが正しいかは死んでみなければ分からないが、それぞれのイメージを想像してみるのはとても楽しいことだ。