貞観政要-じょうがんせいよう

唐朝(中国)第2の皇帝だった、太宗(たいそう)は、西暦600年代に天下を統一した中国史上最高の名君の一人と言われる方。長年苦楽を共にした家臣はもちろん、敵対した相手の重鎮であっても有能な人物なら躊躇なく重用したという。諸制度を整え、唐朝時代の基盤を確立し、「貞観の治」と呼ばれる泰平の世を築いた。

この太宗の死後に編纂された「貞観政要」について山本七平氏が解説した本に触れつつある。鹿児島大学の准教授からの紹介だ。「貞観」は、太宗在位の年号で、「政要」は「政治の要諦」の意味で、北条政子、徳川家康や明治天皇も愛読したと言われる。

実需:虚栄心を捨てる

人間には必ず虚栄心があり、是には限度がないし、元々実態がないので無限に膨張する。人間が生きていくのに必要不可欠な「必需」は最低限の衣食住だけであり、驚くほど少ない。石田梅岩曰く、「職は満腹すればよく、衣は寒暖に応ずればよく、家は雨露をしのげれば足りる」社会生活を送る上で必要な「常需」もあるが、「実需」だから限度がある。しかし、「虚需」には限度がない。「虚需」は無限に膨張し、伝染病のようにたちまち部下にも広がる。

人間の限りない欲望に対し、足るを知る、感謝することで自制自律しなくてはならない。したい、やりたい、ことと するべき、やるべき ことは違う。自制自律。

また、いい本に出会えそうだ。

私たち現代の日本人が、「正しい」と認識されるものは多くが中国から渡ってきている教えや考えまたは、それをベースにしているものが多い。必ず立ち返る。武士道しかり、論語もそうだ。私たちが誰が聞いても見ても正しいことは、幼少時から父母や祖父母に教えられてきたプリミティブなことであり、それは、万国共通で正しいことだ。その考え方のベースとなっていた国が、今や利権・覇権で血眼になっている。リーダーの考え方ひとつで組織や国は公にも不幸にもなる。

それが、世界規模で影響を与え、地球環境に影響を与え続けている結果が今に至っている。刺すような太陽の光、突発局地的な豪雨、生態系が変わり獲れなくなっている今まであった季節の魚、街に出てくる野生動物、猛毒の生き物・・・

 

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